目的
Appleは2020年12月8日より、App Store公開のアプリにて
プライバシー設定を行うようアプリ開発者に義務付けるようにしました。
アプリ内の自分のプログラムや入れているライブラリにより、
アプリの利用者のデータを収集しているかどうかの設定のようです。
`あなたのアプリに入れてるので、あなたが責任持ってください`
というAppleからの当たり前の表記も有りました。
利用データとかGoogleのFirebaseに任せてるし、シラネッ
というわけには行かないようです。
この記事では12月10日にiOSアプリをアップデートしたいがために、審査に出したのですが
早速上記設定を求められましたので、設定内容含めて軽くメモします。
設定しないと、Appleにアプリを審査出来ない状態でした。
開発者が設定したプライバシー項目は、アプリストアのアプリダウンロードページより、利用者に表示されるようです。
以下の項目、全て正しいわけではなく、個人的主観も多く入っています。
参照した場合の損害について、各自の自己責任として、参照程度に御覧ください
環境
Xcode 12
参照サイト
Apple、App Storeでのアプリのプライバシー詳細情報表示に関するページを公開
対応メモ
以下は2020年12月10日時点の情報です。
まず審査提出しようとしたら、以下の警告がページ上に表示されていました。
なので、書かれたとおり設定。
ページの左ペインから移動しました。
以下のページに遷移しました。「はじめに」ボタンをタップしました。(はじめる
の間違い!?)
すると以下のようなポップアップ。
Firebaseを使っている場合は、はい
になるんですかね。。
それで、実際にどのような項目をデータ収集しているか選ぶ、データ収集画面
が表示されます。項目が多い/長い。
データ収集画面
にて、大事なのは以下のような項目ですかね。
多くのアプリで当てはまると思うのですが。
項目選択後、保存
ボタンを押すと
ページに以下のように設定欄が表示されました。
青文字がクリックでき、それぞれ設定する必要があります。
面倒と思ったのですが、どの項目も同じ選択肢だった気がして、項目ごとに適切に選択肢を選びました。
各項目の文字をクリックすると、以下のような選択肢が表示されます。
※以下はユーザID項目の例
選択した項目が個人情報に関連付けされるかの選択画面
トラッキングの説明など(もう1ページ説明ページありましたが、省略)が表示されます。
内容については分かるようで、意味がわからず、僕ってアホだなと思いました。
選択した項目が、トラッキング目的で使用するかどうかの選択画面。
画像は例です。
使用状況などのデータを収集している場合は、トラッキングとなると思うのですが。適当ではなく、その項目に応じた選択をしっかりしたほうが良いと思いました。
全部設定すると、画面上の部分で公開
ボタンが押せるようになりました。
最後に確認画面が表示されて完了です。
この後、無事アプリを申請できるようになりました。
所感
作業自体は20~30分ほどでした、個人責任の範疇のアプリだったので、多少気楽に設定しましたが..
それでもイチャモンつけられるのが怖く、ちょっとトラッキングについて調べた時間も含まれます。
理解力十分な方はサクサクできると思います。
あと、審査が長くなったりするのかなぁと思ったのですが、数時間後審査が始まり、スムーズに進められ公開となりました。
ちょっとホッとしました。
今のところは
ダウンロードページに表示されるだけだし、各々設定してねというところなんでしょうか!?
ただ…ちゃんと設定しないと後々が怖いですね。