今回の目的
ラズパイとLINEを連携したいと思います。
ラズパイで専用ファイルを実行すると、自分のLINEアカウントにメッセージが来るという仕組みです。
導入手順1 - ブラウザ上で開発者向け登録
まず、開発者向け登録をおこないます。以下より実施していきます。
※前提としてLINEアカウントを所持していることが条件です。
※私はプライベート用のものを使いました。
まず、MacやWindowsPCなどのGUI環境のブラウザから
LINE Notify
にアクセスします。
用意したLINEアカウント
でログインして後、画面下部のサービスを登録する
をクリックします。
以下の画面より、適切に情報設定を行いました。
その後、設定したメアドに確認メールが届くので、登録完了です。
登録後、マイページへ遷移して、アクセストークンの発行(開発者向け)
よりトークンを発行する
をクリック。
トークン名を適切に入力後、1:1でLINE Notifyから通知を受け取る
を選択。
発行されたトークンが表示されるので、必ずメモしておく。
ブラウザからの操作は以上です。
導入手順2 - LINEアプリ上での設定
次にLINEアプリでの操作です。
スマホやらPC上でのLINEアプリで、自分のアカウント
とLINE Notify
というアカウントを友達になっておきます。
なぜか自分の環境では、ブロック設定してありました。
導入手順3 - ラズパイ上での実装
最後にラズパイ上での操作です。
まずはLINE連携で使用するライブラリをインストールします。
$ pip install requests
次にline.py
など適切なpythonファイルを作成し、以下を記載します。
メモしたトークン
には発行したLINEトークンを記載します。
import requests
line_notify_token = 'メモしたトークン'
line_notify_api = 'https://notify-api.line.me/api/notify'
message = 'メッセージ'
payload = {'message': message}
headers = {'Authorization': 'Bearer ' + line_notify_token}
line_notify = requests.post(line_notify_api, data=payload, headers=headers)
以上で準備完了です。
最後にラズパイからpythonファイルを実行します。
$ python line.py
エラーなければ、すぐにLINE Notifyから自分のLINEアカウントにメッセージが届きました。
今回は以上です。