目的
ラズパイOSである、Raspbian
イメージを
コマンドを使って、microSDカードに書き込む(インストール)する方法のメモです。
参照サイト
~Sound Life~ Raspberry Pi に RaspbianをインストールしてSSHで接続するまで
環境
- MacOS
- microSDカード : 128G
コマンドを使う意義
イメージを書き込む場合は、以下の記事にも書きましたが、
Etcher
というツールを使うのが大変便利です。
なので、わざわざコマンドを使う必要ないのでは!?
となるのですが、Etcher
の弱点を発見してしまいました。
というのも先日、新規にラズパイmodel Bを購入しました。
その際に、microSDカードも新規購入で、128GBという大容量
を選びました。
それで、そのmicroSDカードにEtcher
でOSを書き込もうとすると、なんとエラーになって書き込みできません。
ということで、コマンドでイメージ書き込みと行いたいと思います。
書き込みコマンド
Macでの操作となります。
MacとmicroSDカードを接続します。
microSDはフォーマットしておきます。
認識パスの確認
ターミナル
より、以下コマンドを入力して、microSDカードの認識パスを確認します。
$ diskutil list
↓出力結果
/dev/disk3 (internal, physical):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: FDisk_partition_scheme *127.9 GB disk3
1: Windows_NTFS boot 127.8 GB disk3s1
FDisk
という記載があると思いますので、そのパス
/dev/disk3
、disk3s1
をメモしておきます。
環境によって違うかもしれませんが、
/dev/disk0~1や2まではMac本体関連の情報である可能性があり、今回は関係ありません。
間違えて指定しないようにご注意ください。
そのため、
SDカードのサイズも一致していることなども確認します。
アンマウント
必要でないかもしれませんが、書き込みコマンドが実行出来ないときがあるということで、
以下コマンドでアンマウントを行います。
$ sudo diskutil umount /dev/disk3s1
$ sudo diskutil unmountDisk /dev/disk3
イメージ書き込み
そして、以下コマンドで、イメージを書き込みます。
コマンド中にて、先程調べたパスにr
を付けていますが、付けたほうが実行速度が上がるようです。
付けなくても、実行できます。
$ sudo dd bs=1m if='イメージファイル' of='パスにrを付ける'
例)
$ sudo dd bs=1m if=./2019-09-26-raspbian-buster-full.img of=/dev/rdisk3
↓出力結果
...records in
...records out
XX bytes transferred in YY secs (ZZ bytes/sec)
コマンドは以上です。
動作確認
ラズパイにmicroSDカードを入れて、うまく起動すれば完了となります。
購入したSDカードについて
今回使ったmicroSDカードですが、Team
社の128GBを利用しました。
Amazonですと、1500円~1800円ほどで売っており、他のmicroSDと比べても破格の安さです。
- ラズパイは利用できるmicroSDカードに制限があったり
- 大容量のものでの使用報告がなかったり
- ましてや、こんな安い物
などが理由で不安がありますが、
私が購入した同商品は、今の所問題なく利用できています。
メモは以上です。